買取品目
ITEM LIST
ビューローは、書き物をするための十分なスペースと、必要な物品を収納するための引き出しや棚を備えた、機能的な家具の象徴です。17世紀後半の英国で生まれ、市民階級の台頭により個人用の書き物スペースの需要が高まっていてことを背景に、限られた空間を最大限に活用するための家具として生まれました。元々は収納をメインとするセクレタリーという大きなキャビネットなどが主体で、そこに小さな折りたたみ式の書き物台や、引き出し式のデスクトップが追加され、ビューローとなったのが始まりです。グリーンピースで取り扱うビューローの買取は主に、二つのカテゴリーに分けられます。それは「アンティーク家具」としてのビューローと、「ライティングビューロー」です。
英国アンティークのビューローは、17世紀から19世紀にかけての歴史的な時代背景を持ち、時代の文化や社会を反映し、投資価値のあるコレクターズアイテムとしての価値があります。グリーンピースでは、オーク、マホガニー、ウォルナットといった高級木材を材質ごとに分けて評価し、「サイドバイサイド」や「ビューローブックケース」といったゴージャスで迫力のある家具を高価査定いたします。
サイドバイドサイドとは、ビューローの両脇に本棚が付いた家具を指します。デスク、収納、本棚という一人何役もこなし、部屋の世界観を特別な場所にしてくれる夢の様な家具です。英国家具には力を入れており、黄金期と言えるチッペンデール、シェラトン、ヘップルホワイト様式に限らず、幅広い年式を高価査定いたします。アンティーク家具の世界では、特に過去の時代に製造された家具については、個々の職人や小規模な工房によって作られたものが多く、現代のように明確なブランド名で識別されることは少ないです。そのため、LINE査定などのデジタルツールを活用していただくと、画像に基づいてお客様に快適で正確な査定サービスを提供することができます。
また、ビューローと言えば、「ライティングビューロー」と考えられるお客さまが多数おられます。軽井沢彫などのように、外国人が別荘地を建てることで家具の需要が生まれ、西洋の様式で日本の職人が作った家具の一部にライティングビューローがあります。住宅環境が狭い日本での生活との親和性が高く、その独特な機能性と美的魅力により、日本において長い間多くの人々に愛用されてきました。ライティングビューローの買取依頼は大変多く、高価買取をいたしております。
都市部のアパートや戸建てなどで好まれて使用されており、生活に根ざしていた家具を買取させていただく楽しさがあります。長年の使用で一部扉が開かなくなっていたり、子どもの頃の落書きが残っているモノなど、可能な限りそういった思い出が詰まった家具たちと次の世代に繋いでいけたらと考えております。
===買取依頼の多いブランド===
・三越ブルージュ
・松本民芸
・北海道民芸
・飛騨産業
・横浜ダニエル
・マルニ
・ドレクセルヘリテイジ(DREXELHERITAGE)