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日本中にその名を知られる木工の街、飛騨高山。
奈良時代、飛騨の国は納税に代えて、木工職人集団「飛騨の匠」を都へ送り出していました。
万葉集には「かにかくに物は思わじ飛騨びとの打つ墨縄のただ一道に」という歌が収められています。
現在の飛騨高山を代表する老舗ブランドが、HIDAこと飛騨産業です。
令和を生きる匠が、決して妥協せず作り上げた家具たちは、一生ものと称賛されています。
飛騨産業の創業は、1920年(大正9年)に遡ります。
その歴史は、当時は価値がないとされていた、ブナの木を活用するための曲木家具作りから始まりました。
飛騨産業は経営理念に「人を想う 時を継ぐ 技を磨く 森と歩む」という4つの価値観を掲げ、これに則った商品群を展開しています。
節のある木材は、通常なら廃棄されますが、飛騨産業では個性ある材料として扱われます。それを用いて作られるのが「森のことば」シリーズです。
森のことばの家具からは、節の存在を活かした、唯一無二の美しさと温かみが醸し出されています。
今では国内のみならず、海外からも注目されるHIDAブランド。
長い歴史が育んだ技術と、森のことばに代表される木々への思いが、その発展を支えています。