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ル・コルビュジエとは1887年生まれで、近代建築の三大巨匠の一人として伝えられています。
モダニズム建築の巨匠であると共に、車のデザインや街全体をデザインする都市計画、そして家具の製作も手がけています。
ル・コルビュジエは純粋主義を提唱し続けており、作品そのものの意味だけを純粋に追い求めた結果、自身が手がける作品の機能性のみをとことん追求するようになりました。
家具の製作にもしっかりと反映されており、今現在でも高い評価を受けているのが特徴です。
ル・コルビュジエが現在でも高い評価を受けているのは、当時製作されていたアール・デコというデザインにさまざまな装飾を施す製品が主流だった中で、あえて機能性のみを追求した家具を製作したことにあります。
家具の歴史を変え、人々の暮らしに新しい価値観を生み出したことで注目を浴びたのです。
そんなル・コルビュジエが手がけた家具の中で特に人気が高いのは、LC2ソファです。
こちらはキューブ上で、ソファ全体を包み込むように支えられた金属というシンプルなデザインとなっています。
非常に人気が高い家具で、1928年当時に製作されたものがニューヨーク近代美術館に収蔵されているほどです。
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