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北海道民芸家具は1964年に当時の民芸運動の提唱者の思想に共感し、北海道に設立された老舗家具メーカーです。
民芸の復興を通じて日本人の心に伝統工芸の憧憬を取り戻そうという思いで北海道民芸家具を設立し、現在に至るまでさまざまなこだわりを反映しています。
北海道民芸家具ではとことん素材にこだわっており、取材として使っている樺の木は年輪が細かい上に繊細緻密な肌目です。
非常に堅いので耐久性に優れており、機械に対する強度も大きい上に接着性にも富んでいます。
ただ、樺の木を加工して作られる樺材は工場の空きスペースで約半年~2年間ほど天然乾燥させ、その間に反りや歪みが発生するのを防ぐために1ヶ月の養生が行われます。
ここまでの長い期間をかけることで質が高い家具が製作できるので、いかに素材にこだわっているかが分かります。
そんな北海道民芸家具が手がける製品の中で特に人気が高いのが、「アームチェア」です。
こちらは安定感があるフルアームチェアとなっており、背中全体を支える背もたれが一本曲木という特徴的なデザインになっているのがポイントです。
カラーバリエーションも豊富にあるため、自宅の空間やインテリアに合った製品が選べます。