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柳 宗理は1915年に当時の東京市原宿で産まれ、20世紀に活動したインダストリアルデザイナーです。
柳 宗理は戦後の日本におけるインダストリアルデザインの発展と確立において最大の功労者と言われています。
1950年代から世界中のさまざまなコンクールで賞を受賞しており、現在ではフランスのルーブル美術館やニューヨークの現代美術館に多数の作品が収蔵されています。
柳 宗理がこれまで手がけてきたのはカトラリーやケトル、フライパンや鍋などの日用品や調理器具、そして高速道路のトンネルや橋梁など多岐に亘ります。
2002年には日本の文化デザインにおける功績が称えられ、文化功労者にも選ばれました。
そんな柳 宗理が手がけた人気商品は、「バタフライスツール」です。
こちらは蝶のように華麗なデザインのスツールとなっており、日本のデザイナーが世界的な評価を得た記念的な作品です。
ニューヨーク近代美術館を初めとする世界各地の美術館に永久コレクションとして選定されています。
2枚の成形合板を組み合わせたシンプルな構造ですが、まるで蝶が飛んでいるようなイメージのデザインになっているのが特徴です。
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